京つう

旅行・観光  |京都府北部

新規登録ログインヘルプ


2007年11月25日

京野菜 おいでやす森田農園

 洛北には、北山通りより北に賀茂とまとや賀茂なすはじめ、有数の京野菜の産地群があります。深泥が池を下がったところに位置する森田農園さんもその一つ。下鴨中通り沿いには毎日の新鮮な取立て野菜を販売する直販店もあります。今日も水菜や聖護院かぶらといった冬野菜がずらり!50年にわたってリヤカーをひき、振り売り(行商)を続けてきたというご隠居が留守番をされています。

京野菜 おいでやす森田農園

京野菜 おいでやす森田農園

・・・このあたりは賀茂なす、賀茂とまとはじめ、有名な京野菜の産地郡だ。賢亮の自然農園、森尾農園はここにある。数日前から玉枝はここで働きだしていた。
 「あ~、もう、汗びっしょり、もうそろそろ冷え込む季節なのになあ、でも何かすがすがしくって気持ちいい!」熊のプーさんの刺繍要り、薄ピンクの農作業用のレディースツナギで作業する玉枝のほっぺは泥で真っ黒だ。賢亮「ふふっ」「なんかおかしい?」「うう~ん、土のにおいも悪くないだろ、玉枝ちゃん、少し休憩しておっ昼にしようっか?」その時だ「お~い、た・ま・え~」田んぼのあぜ道を隔てた土手の上から聞きなれた・・・(本文 現代編)

京野菜 おいでやす森田農園
 
・・・玉枝「賢亮はほんとに京野菜のことになると一生懸命なんやなあ!ふふっ・・・」
 賢亮「俺さあ、昔ね祈ればなんでもかなえられると思ってたことがあったんだ。だから念仏となえて、護摩焚いて、祈祷ばかりしてた。でも今、生きてるってのは現実なんだよな。食べることってほんとに人が生きることの基本だと思うんだよ。だから皆が安心して食べれるし、それでいて気持ちを豊かにしてくれるような食卓のためのいい食材を提供したいんだ」玉枝「ふふっ、そっか。でも賢亮って昔っからときどき何か不思議な事いうよね・・・(本文 現代編)


同じカテゴリー(京都時空観光案内 桂昌院玉の輿伝説の巻)の記事画像
隠密だったのかな?
やすらい祭
豊臣の建立で徳川の菩提寺?
梅の花 京都御苑
雪景色
謎の大がめ?紋屋図子(紋屋町通り)
 隠密だったのかな? (2008-05-01 16:49)
 やすらい祭 (2008-04-15 12:25)
 豊臣の建立で徳川の菩提寺? (2008-03-10 16:26)
 梅の花 京都御苑 (2008-02-25 19:57)
 雪景色 (2008-01-27 12:11)
 謎の大がめ?紋屋図子(紋屋町通り) (2008-01-23 15:18)

この記事へのコメント
始めまして。
今京野菜について学んでいるのですが、現在とかこの需要供給の差、それに伴う野菜価格の変動、販売店の増減など教えていただけないでしょうか。 
よろしくお願いいたします。
Posted by murao at 2010年08月05日 15:03
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。