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2007年12月05日

二枚目か三枚目か?

 京の師走の風物詩といわれてきた南座のまねきがあがっています。京都の人は、これが上がると今年も一年の終わりなんだなあと皆が思うのだそうです。京都・南座の「まねき」です。吉例顔見世興行のラインナップとして勘亭流の文字をして、上げられるこのまねき。今年は平成最大の69枚だとか。
 現代の「歌舞伎役者」さんは、「松竹」に所属しているのですが、江戸時代の歌舞伎は七つあったといわれる座がそれぞれ興行を行ない、役者さんたちはみんな、一年単位でそれぞれの座と契約して、一年間はその座の公演だけに出ていたといいます。来年のその座の役者さんの紹介のため、お披露目するのが、顔見世興行だったのでございます。現在は南座・松竹のみの興行となりますが、恒例行事として残ったのが顔見世となるのでございます。
 さて、おとこしさんをよく、二枚目、三枚目といいますが、語源はここから来ていると申します。客を寄せれる人気のスターを二枚目に、道化役を三枚目に書いたところから来ているのだとか。う~ん、でもこれ、どれが二枚目、三枚目なんだ?まあ、そんなことで、一年はあっというまですねえ、はあ(ため息)・・・・・

二枚目か三枚目か?

・・・南禅寺、岡崎で桜を堪能したあと。二人は、祇園界隈へ向かった。四条河原町から木屋町筋、先斗町を横目に、四条大橋を渡ると、今では唯一の歌舞伎舞台・南座がある。周辺にはお団子屋さんやらお土産屋さん、蕎麦屋、トンカツ屋さんなどの店がづらりとならび賑わいを見せている。大和大路通り、切通しなどの・・・(本文 現代編)

・・・「おひい様、川のあっちゃべらにもいて見よかあ」「なんや川のお風が冷やこうて、気持ちよいことどすなあ」などと語らいながらお玉と順子が祗園橋(現在の四条大橋)を渡ると、芝居小屋は大きなものが七ヶ所も点在していた。南座の前では、「いざや傾かん、いざやかぶかん 世に聞こえし、若衆かぶき、京のみやげにぜひご照覧あれ」とさくらもんが呼び込み口上をしている。通りには今で言う観光客も少なからずいた。南座の様子を眺めていた二人に、露店を出していた老人が売り物のまんじゅうを分・・・(本文 時代編)



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