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2007年12月08日

戦国時代よりの老舗

 中村楼は戦国時代より祇園社(八坂神社)の門前腰掛茶屋を営んできた老舗でございます。現在は京野菜をふんだんに使用した京料理専門の料亭として経営されると同時に、玄関横には昔ながらの腰掛茶屋風の一構えが設けられ、茶店の風情も味わえるように工夫されています。貴賓室には尾形光琳の襖絵などもございます。・・・名物の田楽弁当を食べながら玉枝「この豆腐田楽、おいすぃぃいーー、美味でございまするうう・・」吉綱「豆腐っていいよね。昔よく冷やご飯に前の残りの豆腐入り味噌汁を温めて、それをごはんにぶっかけて食べたんだよネエ。これが結構いけるんだわ」「冷ご飯に味噌汁の温め直しかあ。ふふっ、・もったいない・の京都ぽくっていいなあ。吉綱さん結構庶民派なんや・・・(本文 現代編)

戦国時代よりの老舗

戦国時代よりの老舗

・・・どんつきの祇園社(現在の八坂神社)につくと、大勢の人たちが、その南楼門前の参道添いにある腰掛茶屋の前を取り囲んでなにやら見学をしている。看板には・なかむらや・とあった。なんとか見物人を押しのけ、前に出ると遠めに中の様子を見ることができた。大勢の役人らに護衛されながら、白いギザの入った襟首と橙色のガウンの蘭人たちが、名物の祇園田楽(豆腐の田楽)を食べながら、店頭で披露されている豆腐切りの早業を見学している。「おっおひいさま、ちょっとみとぉみなあ。おっきおっきい鬼さんや。なんやけったいなかっこしとおすえ」
 店には、見たこともない文字の入った幔幕(オランダ東インド会社の紋章)が張られていた。宿舎であり案内人でもある海老屋の主人と通詞らが阿蘭陀商館長・カピタンとその一行の傍らに控えて接待している。その様子を見物人たちが噂している。「あれが紅毛人・・・(本文 時代編)

戦国時代よりの老舗


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