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2007年11月18日

京の紅葉 大徳寺塔頭 高桐院 細川家菩提寺

 大徳寺(だいとくじ)は、京都府京都市北区紫野大徳寺町にある禅宗寺院で、臨済宗大徳寺派大本山です。京都でも有数の規模を有する禅宗寺院で、境内には仏殿、法堂(はっとう)をはじめとする中心伽藍のほか、20か寺を超える塔頭(たっちゅう)・院、庵、軒などで呼ばれ、会社で言えば支店のようなものでしょうか・があります。信長亡き後、秀吉がその後継者たらんことを天下に知らしめた葬儀を執り行ったことでも知られ、信長の菩提・総見院があります。
 高桐院はその塔頭の一つで、智将として名を馳せ、茶人としては利休七哲の1人として知られる細川忠興(三斎)が叔父の玉甫紹琮(ぎょくほじょうそう)を開山として慶長7年(1602年)に創建。正保2年(1645年)に83歳で没した三斎は遺言により高桐院に埋葬され、以後細川家の菩提寺として庇護されています。紅葉の名所としても名高いのですが、今年は、まだ色づきが遅いようですね。

京の紅葉 大徳寺塔頭 高桐院 細川家菩提寺

 本堂庭園には三斎公とガラシャ夫人の墓塔となっている春日灯籠があります。この燈籠は三斎が生前こよなく愛し,自ら墓標に指定したといわれます。また、本堂裏手には非公開の墓地があり、三斎公とガラシャの嫡男で追放された細川忠隆こと長岡休無や、出雲阿国、名古屋山三郎の墓。 千利休の邸宅を移築したといわれる意北軒(いほくけん)、利休の茶を忠実に継承したといわれる三斎好みの茶室で、豊臣秀吉が催した北野大茶会の際につくった茶室を移築したといわれる松向軒(しょうこうけん)などもあります。

京の紅葉 大徳寺塔頭 高桐院 細川家菩提寺


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