2010年07月15日
左甚五郎作のご神体 鯉と鳩
今年も祇園祭の山鉾を見学にぶらりと来てしまいました。結構好きな蜻蛉山ではこんなかわいいかまきりのくじ引きもやっていました。もちろんこれはご神体ではないですよ。

鯉山は中国黄河の難所である龍門の滝を登り切って龍となった鯉が出世開運の神として奉られたという中国の故事(登龍門)にちなんで作られた山です。朱塗鳥居を全面においたたて山で,奥には朱塗の小祠(ほこら)を安置,そこに素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祀っています。
御神体の鯉は全長1メートル50に及ぶ木彫の見事なもので名工・左甚五郎作と伝えられています。滝を上る鯉の山だけあって、欄縁その他の金具は全て波濤文様です。鯉山では立身出世のお守りが授与されます。


初めて天下統一を果たした太閤秀吉が、入洛の時には常宿としていた新町三条の伊藤道光邸。その伊藤邸は、三條町(当時は伊藤町と呼称)に在りました。その三條町の町衆が、何百年もの間、護り引き継いで来たのが八幡山です。お社(小祠)の中には、運慶の彫り物である、応神(おうじん)天皇騎馬像が拝してあります。
左甚五郎作と伝えられる雌雄一対の鳩は、夫婦和合のしるしとして今日まで信仰を集めてきました。この鳩一対も巡行の時には鳥居の上に載せられます。


鯉山は中国黄河の難所である龍門の滝を登り切って龍となった鯉が出世開運の神として奉られたという中国の故事(登龍門)にちなんで作られた山です。朱塗鳥居を全面においたたて山で,奥には朱塗の小祠(ほこら)を安置,そこに素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祀っています。
御神体の鯉は全長1メートル50に及ぶ木彫の見事なもので名工・左甚五郎作と伝えられています。滝を上る鯉の山だけあって、欄縁その他の金具は全て波濤文様です。鯉山では立身出世のお守りが授与されます。
初めて天下統一を果たした太閤秀吉が、入洛の時には常宿としていた新町三条の伊藤道光邸。その伊藤邸は、三條町(当時は伊藤町と呼称)に在りました。その三條町の町衆が、何百年もの間、護り引き継いで来たのが八幡山です。お社(小祠)の中には、運慶の彫り物である、応神(おうじん)天皇騎馬像が拝してあります。
左甚五郎作と伝えられる雌雄一対の鳩は、夫婦和合のしるしとして今日まで信仰を集めてきました。この鳩一対も巡行の時には鳥居の上に載せられます。
Posted by 篠田ほつう at 15:20│Comments(0)
│祇園祭