2008年04月02日
夜の木屋町通り
木屋町通は二条通から七条通に至るまでの高瀬川の東側に平行している通り。なぜ木屋町と呼ぶのかと言うと、高瀬舟が運ぶ、材木、薪炭を商いとする店が建ち並んでいたことに由来するのだとか。木屋町通には桜の隣に所々柳が植えてあります。これはかつてなさぬ仲の男女の心中が多かったことから魔よけに植えられているとも申します。 「見渡せば柳桜をこきまぜて 都ぞ春の錦なりける」(古今和歌集・素性法師)

豊臣秀吉が東山の方広寺の大仏殿と大仏建立のさい、建築に必要な資材を運ぶために角倉了以につくらせた運河が高瀬川でございます。その名は、京都・伏見間の物資の輸送に使われた高瀬舟に由来しています。高瀬川には、舟の積荷の上げ下ろしのための「舟入」(ふないり・船たまり所)がところどころに設けられておりました。


豊臣秀吉が東山の方広寺の大仏殿と大仏建立のさい、建築に必要な資材を運ぶために角倉了以につくらせた運河が高瀬川でございます。その名は、京都・伏見間の物資の輸送に使われた高瀬舟に由来しています。高瀬川には、舟の積荷の上げ下ろしのための「舟入」(ふないり・船たまり所)がところどころに設けられておりました。

Posted by 篠田ほつう at 04:17│Comments(0)
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